ブラックシネマ

パム・グリア 『コフィ』

パム・グリア 『コフィ』 73年製作
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1997年7月23日水曜 試写
ブラック・スプロイテーション・クイーンの伝説的作品。
時ならぬ復活は、
『ジャッキー・ブラウン』公開の前宣伝のため。
クェンティン・タランティーノのプロデュースによるリヴァイヴァルだ。
タランティーノはポストモダンのホワイト・ニグロ。
一昔前のノーマン・メイラーのコピーだ。
その感性はともかく、観続けていたという「不良映画」の質が70年代の東映B級フィルムと見事にシンクロニシティを呈していたことは驚きだった。
そういえば千葉真一(ソニー・チバ)主演のカンフー映画は日本でより以上に、アメリカの黒人観客に人気を博したという。
その「仁義返し」が『キル・ビル』だったわけだ。

パムのブラック・スプロイテーション時代の作品は、その後、多くを観る機会があった。
そのレポートは、いずれ、近いうちに、このページで。

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テーマの著者 Anders Norén